1912年に樽用木工呑口の製造で創業した三笠産業は、1963年にオープナー不要の「GS王冠」を開発。
その後も液体容器を進化させる製品を次々に世に送り出し、累計開発5000点、
現在のラインナップ1300点に及びます。そこに一貫するのは「創意工夫」。
小さな部品の細部にこだわって改善・改革を100年以上続けることで、“MADE in MIKASA”への信頼を築いてきました。
これからも優れた製品をお届けしながら、その信頼に応えてまいります。
内容物の品質を維持するための密封性や開封の簡便性に加えて、キャップには使用後の廃棄まで考慮した分別性が求められています。当社はシール部分を引き破ってビンやボトルから簡単に分離できるキャップを開発。分別廃棄を可能にすることで、消費者や社会の環境意識に応えています。
今やスタンダードとなったプルオープンキャップは、1969年に当社が製品化したもの。さらにその後、キャップを回すだけで開栓できるプルオープン不要のニュートンキャップを開発しました。内容物の品質を保ちながら、消費者にとってより簡単で、より開けやすい利便性を追求し続けています。
当社は液体食品をより確実に注げるよう、内容物の粘度や注出量に応じた形状の水切りを研究。多く注いだり少しだけ注ぐなど流量が調節でき、しかも液切れが良いキャップを開発しています。注ぎやすいだけでなく、液だれせず容器をいつもきれいに保ちます。
開封されたかどうか一目で分かるよう、当社はガード付きのキャップを開発しました。キャップに求められる封印性に加えて、いたずらを防ぐ機能を付与し、食品の安全性を高め、消費者に安心感をお届けしています。